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テニスなどなど

シューズの話

東レ」の大会では大坂選手の足元はアディダス「ウーバーソニック3」と言われています。しかしコートサーフェイスの違いによりアウトソールのパターンが変わっています。コートサーフェイスによってカスタマイズされています、さて一般人はそうはいかない!

市販の中から選択しなければなりません、日本人は足幅が欧州選手と比べて幅広です。もちろんそれに合わせた足型に沿った日本製の仕様になっているものが多いです。走ってる時はそうでもないのですが、止まる瞬間負荷がかかり、そこから切り替えしで次の動きの準備をしなくてはなりません。足の負担はそうとうなもので、簡単にやっているように見えますが、爪の壊死や母指球のタコができます。体重が重いほど、その負担は大きく、ちなみに私の足は、アウトソールの摩耗よりもはやくインソールが減って、足の爪は人差し指、中指、薬指と毎回、内出血してどんどん膨らんで毎週メンテナンスをしています。体重が重いほど足首に負担も掛かるため、アウトソールのパターンを合わせ、現在、アンダーアーマーのミドルカットのバスケットシューズをテニスで代用しています。テニスで言うところの「オールコート用」と同じアウトソールなのですが、A、Bコートでは滑り止まれるのですが、Dコートでは滑れない!

そこで、スピードテニスで最近、プロが多用しているハードコートでのスライディング技術。古い時代のテニスプレーヤーのため、ハードコートでスライディングする技術は相当困難。ハードコートでのプレイ頻度も少ないので、感覚も覚えづらい。仕事中も暇さえあれば練習しているのだが本当に難しい…

見つけました!アディダスの「ウーバーソニック 3」。実は、「東レ」で大坂選手が使っていたのとは、アウトソールが違います。実はこっちが本物の市販品。プレス発表会でもスピードテニスに対応したオールコートタイプとアディダスが積極的に売り出そうとしています。若干足首に不安が残りますが、試してみることにしました。ハードコートオムニコートでシューズを履き替えることがないことがウリのようですが、パターンをみると、スライデングとストップがやりやすく見えます。

体重を落とさないといつか怪我します。しかし、テニスでは滑って止まる技術がこれからも重要になってきます。アディダスのこの商品、イロモノになって早々と消えるか、定番になるかはこれから皆さんが評価してくれるでしょう。もし評価が高くなってきたら、廉価版への投入も期待したいです。

テニスは最新の道具がその人に合うかはそれぞれですが、今回の私のテニスシューズの変更は、インソールのヘタリにより新たなシューズを探していたタイミングがあったからです。もし今のシューズがあっていれば変える必要もありません。ラケットもそうです。バボラのVSツアーは10年使うつもりで購入しました。

ストロークは良いんだけど、ボレーはこのラケット下手!」ラケット変えても全て完璧なものなど永遠に見つかりません。それはラケットの持つ特性が完璧に作られないからです。

話はシューズに戻します。今度、アウトソールの減りやインソールのヘタレ、確認してみてください。減り方の偏重具合で皆さんの走り方を修正できるかもしれませんよ。