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テニスなどなど

出来んかった!

ストロークで自分とボールの距離感をつかむために今週しようとした「ダイレクトボレー」。

そこまで進めなかったー。すいません m(_ _)m

ボールを点で捉えるインパクト感覚だとスイングスピードが上がらず前方へのスイング(フォワードスイング)が丁寧になり過ぎる。多分いろんな修正方法や言葉があると思います。今回、試そうとしたのは、「テニマガ」9月号の竹内庭球研究所の考え方。点ではなくストライクゾーンと考えて… なのでした。ではなぜこの考え方を採用したのかですが、運動連鎖というものが生徒さんの多くが上手く出来てないからです。ボールに力を加えるためには、効率よく下半身から上半身へ連鎖動作(腰から体幹にかかけての捻り→開放→停止が最後はラケットにまで連動していくことで、よくムチのような感じと説明されています)が必要です。その運動連鎖をするために、一度「静止」に近い状態があるのです。そのためにボールを予測する必要があります。左右どちらかに飛球したものをフォアハンド、バックハンドどちらかに決定する前の「予測」だけではなく、自分の力が1番伝わりやすく、運動連鎖時まえに静止する時間を作るための「予測」です。プロが簡単にボールを打っているように見えるのは、最適な位置に「予測」で早く入れるからです。

今回は、打点をゾーンと考えたら静止する時間が出るかな?という逆算させた「停止した時間を作る」ための言葉です。逆に今スイングできている人には、この言葉はおおまか過ぎるはずです。熟練者は今まで通りで。

 

以前に「インパクトの時にグリップが回る」という話をもらったA子さん。フォアハンドストロークはトップスピンのボールを打とうと頑張っています。後ろから前への水平スイングで、しかもその水平スイングと同じ水平にボールが来ていて、ラケットの中心軸のストリング面でインパクトしない限り、それ以外の場所でインパクトすればインパクトの衝撃でラケットが回転します。グリップが回ります。防ぐ力は必要です。プロの写真でもインパクト時は、筋肉の緊張状態から判断すると「強く握って」います。トップスピンを打っているならば尚更なのです。

 

サービス、後半30分でなるべく多く打ってもらいたいから打ちっ放しを選択してます。時間掛けてる割に打つ球数が少ないのがサービス練習。サーブレシーブにしないのは、更に打数が少なくなるからです。時間型より本当は達成型にしたいのですが…。時間に限りがあるので…。本気で上手くなりたいなら専門の時間が必要です。サービスは。

 

先週あたりの練習から、フォアハンドストロークが安定してきたA子さん。でも打点が低いですよ。素直に同じ打点で打つことを頑張っているので、たくさん走ってます。自分から一番遠いところで打っている感じです。膝の高さで打っています。もうちょっと腰の高さぐらいまで高ければストロークの種類も増えます。お疲れ様です。